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山梨県議会議員  自由民主党・創明会「鈴木 幹夫」公式ホームページ

●令和元年度9月定例会 総務委員会

駐日大使向け情報発信事業費について

 鈴 木 オリンピック・パラリンピックの2ですけども、駐日大使向け情報発信事業というんだけど、この事業は基本的にどんな流れになっているのか、お聞きしたいんですけども。

 オリンピック・パラリンピック推進課長 本事業は、まず各国の駐日大使や大使館に対して、知見を有する方と職員がPR用の県産品などを持参して訪問いたしまして本県の魅力を紹介するとともに、自国に対して強い影響力のあります駐日大使に山梨のファンになっていただくためのツアーへの参加意向確認を行うものであります。

次に、参加意向のあった駐日大使等を対象に本県の魅力を直接見て触れていただく山梨紹介ツアーを本年度に実施して、駐日大使や大使館との関係の構築を図ってまいりたいと思っております。

 

 鈴 木 いいことだけど、これは、基本的にはどこの国をターゲットにするの。

 

 オリンピック・パラリンピック推進課長 ターゲットですが、まず、現在観光部ではイスラム圏からの観光客の受け入れを、また、農政部ではアラブへの農産物の輸出に力を入れておりますので、まず中東諸国を対象にしたいと考えております。

 

 鈴 木 やる以上は効果というか、何を期待してこういうことをするのかな。

 

 オリンピック・パラリンピック推進課長 大使館への訪問やツアーの実施によりまして、自国に対して強い影響力がある駐日大使に山梨のファンとなっていただき、これを起点としまして、まず日本に在住する自国の方々に対して本県の紹介を広めていただくことを期待しております。

次に、明年のオリンピック・パラリンピック開催時に自国から来日する選手、あるいは要人、観戦客に対しまして山梨へのツアーを推薦してもらうことによりまして、オリンピック・パラリンピック時の外国人観光客の増加やその後の本県への継続した誘客の増加につながるものと考えております。

 

中央東線のダイヤ改正について

 鈴 木 関連するけども、確かに国とかそういうレベルであるかもしれないけども、ダイヤ改正された後、実際に私も行ってきたんだけど、西野副社長だったかな。国鉄時代から今、民営化して株式会社になっていて、JRが勝手にやってるんだと。勝手にやったんだと。ダイヤ改正を。「山梨県には言ってあるよ」って言ったけど、はっきり言ったのか言わないのか県議会でもわからないし、要は、例えば石和温泉駅にしても、塩山駅にしても、山梨市駅にしても、決まってからこうなりましたよなんて、そんなばかなことはないんだよ、実際。県にどういうことでこうなったかということをはっきり明記してやったんだろうなと私は解釈したんだけど、その辺があのときのダイヤ改正では何もないんですよ。その辺のいきさつはわかりますか。

 

 交通政策課長  3月16日のダイヤ改正につきましては、昨年12月に発表がございました。県への情報提供につきましては、通常ダイヤ改正の数日前にこういったことであるという説明があるわけでございますが、この12月の発表に関しましても、直前にJRから情報提供があったという状況でございます。

 鈴 木 だからだめなんですよ。なぜあの当時、多分知事選やってたのかな。その憤りというのは、私もいろんな駅の地域の皆さんから聞いたけど、本当にどこに怒っていいのか。県に怒っていいのか、それとも株式会社に怒っていいのかわからないけど、「勝手に決めて」というのが本来の皆さんの意見だったんです。だから、それはやはり、株式会社がだめだったら国鉄に戻してしまえと、私は、党本部へ行って極端だけど言ったんだ。そんな社長、副社長だったら山梨県のためにはならないんだから、そういう極端な話もさせてもらったけども、実際、山梨県に対して、こうなるからこうなってこうだよと、確かに乗降客は少なくなったかもしれないけども、でもそれに対して、地域とすれば、観光イメージからしてもうまくないんじゃないかっていうこともあるから、やはり要望に行ってこなければならない。実際、西野副社長は好意的だとは思ったけども、はっきり、こういうことでこういうことだからこうだよというものをちゃんと出して、そして地域でも、県議会議員でも、そういう周知をしなければまた同じことになってしまう。だから、簡単に増便したからいいという問題じゃなくて、これはやっぱりそういう体制を変えなきゃいけないと思うし、それは強力に注文つけるときは注文つけないとだめだと思う。局長どう思いますか、そういうものは。

 

 リニア交通局長  5月の要望のときには委員長、副委員長、鈴木委員に御同行いただきました。西野副社長からも情報提供や相談について一部謝罪もあったかと記憶しております。いずれにしましても、今後の対応といたしましては、桜本委員もおっしゃいましたように戦略的なことも考えながら、とにかく実を結ぶようにしっかりと取り組んでいきたいと思っております。それにつきましても、委員にはまたお力添えをお願いしたいと思います。よろしくお願いします。

 

令和元年9月定例会 代表質問 質問項目

1.人口減少対策について

2.本県農業の振興について

 (1)モモせん孔細菌病対策について

 (2)農作物の鳥獣被害対策について

3.防災・減災、国土強靭化の取り組みについて

4.火山対策の取り組みについて

5.大規模地震への対応について

 (1)県の対応について

 (2)警察の対応について

6.東京オリンピック・パラリンピックを契機としたフランスとの交流について

7.JR中央線の利便性の向上について

 (1)トンネルにおける携帯電話不通話区間の解消について

 (2)ダイヤ改正で削減された特急列車の停車本数の復元について

8.看護職員の確保・定着に向けた勤務環境の整備について

9.メディカル・デバイス・コリドー構想の推進について

10.「ワイン県」について

 (1)「ワイン県宣言」の効果及び観光振興について

 (2)ワイン産業の振興について

11.少人数教育の推進について

12.全国学力・学習状況調査について

 

●令和元年6月定例会 定例会総務委員会

総合計画推進費について

 鈴 木 課別説明書の政の3ページの臨時の総合計画推進費について、お聞きします。

この経費は、本年度中に策定する最終的な計画を広く周知するために、冊子等の印刷に充てるという経費だと思うんですけども、先日、公表した暫定計画について、知事は県議会に暫定計画を示し、討議をしてもらうとか、それから県民の意見をお聞きするということでありましたけども、具体的にどのような意見を募るのか、まずお伺いをいたします。

 政策企画課長 暫定計画につきましては、現在、ホームページに掲載するほか、地域県民センターなど、県の出先機関において閲覧が可能になってございます。御意見につきましては、県のホームページのお問い合わせフォーム、それから電子メール、郵送等によりまして、具体的な御意見とか御提言をお受けしているということでございます。

あわせまして、県庁の各所属を通じまして、関係団体、NPO等の皆様にも、暫定計画をお送りして、御意見をいただきたいと思っておるところでございます。

 

 鈴 木 知事はかねがね、県は県民のパートナーということを発言いたしているわけでございますが、こうした計画を策定する早い段階から、県民や関係団体との意見を聞くことは非常によいことであると思います。

今後、さまざまな意見や提言が寄せられると思うんですけども、それらを踏まえて、最終的な計画では、どのような内容を記載していくのか、お伺いします。

 

 政策企画課長 今回の暫定計画は、あくまで暫定的というものでございまして、最終的な計画につきましては、約20年後の2040年ごろまでに目指すべき本県の姿というものをわかりやすい形でお示ししていきたいと考えてございます。その目指すべき姿を実現するために、どのような政策が必要なのかということになりますので、その政策的な体系をしっかり整理して、施策と事業を位置づけてまいりたいと考えてございます。

 

 鈴 木 ぜひ、寄せられた意見を少しでも多く計画に反映していただきたいと思うんですが、最終的に計画策定についてのスケジュールについてお伺いをいたしておきます。

 政策企画課長 スケジュールにつきましては、来月以降、総合計画審議会を開催する予定でございます。その中で有識者や各界の代表、それから地域で活躍されている方々で構成する委員からいろいろ御意見をいただきたいと思っております。その意見をもとに、また9月には素案を作成いたしまして、議会に御報告を申し上げたいと考えてございます。その後、パブリックコメントを行いまして、12月の議会には基本的事項について、御審議いただければと考えてございます。

 

 鈴 木 今回、総合計画について、知事は今までにない計画になるとの発言をしておりますけども、これには大変期待をしたいところでございます。多くの方々の意見を聞いていただいて、県民一人一人が豊かさを実感できるような山梨の実現に向けて、しっかり県政運営の設計図を描いていただきたいと思います。これは答弁は必要ございませんけれども、よろしくお願い申し上げまして、質問にかえます。ありがとうございます。

富士山火山広域避難対策推進事業費について

 鈴 木 今度策定する行動計画で、避難行動はどのように計画の中に反映されているのか。

 

 防災危機管理課長  今回の行動計画の中では、地区単位での避難順序ですとか、また避難経路などを検討いたしまして、それらを住民の方々の具体的な行動に結びつける、そういった計画を策定することとしております。そのため、住民の方々にその計画の内容を丁寧に説明するとともに、避難訓練等を実施してまいりたいと考えております。

 

 鈴 木 本年の3月だったと思うが、ハザードマップの策定会議で説明を受けた中で、県民の方に周知しているかどうかは分からないが、噴火すれば吉田方面が全滅してしまうほどの雁ノ穴というものがある。先ほど御嶽の話が出たんだけど、地震予知もあるけれども、火山予知というのは、なかなか難しい。地震予知から大体想定するんだけど、雁ノ穴が追加されていると思うんだけど、この影響をどのように見るか、それからどのように反映していくのか、その辺をちょっとお聞きしたいと思います。

 

 防災危機管理課長 今年3月にハザードマップの改定をする中で、想定火口範囲として雁ノ穴噴火口というものを追加して公表したところであります。その影響について、現在慎重に検討しているところでありますので、今回の計画にはまだ反映はいたしませんが、判明した後、直ちに今回の計画にも速やかに反映していきたいと考えております。

 

 鈴 木 ちょっと私も別に聞いたんだけど、いつ噴火するかわからないけど、今か、それとも10年後か30年後かわからないけど、噴火する想定とするならば、さっき言ったような相当の被害、考えられないような、全部覆ってしまうような火砕流があったりする状況になる場合もあるとのことです。結局、今後の富士山の噴火対策には特に重要だと思うんだけど、これはどのように考えて取り組んでいくのか。今はまだはっきりしないと言ったが、どうなのか。

 

 防災危機管理課長 今回策定します計画に基づきまして避難訓練を実施して、また避難訓練で出された課題などを検証して、またそれを計画に反映していくということを繰り返しながら、住民の方々が円滑に避難できるように取り組んでいきたいと考えています。

また、こうしたソフト対策だけでなくて、噴火予知の精度を高めるための観測器の設置ですとか、また溶岩流などの火山現象への対策としてのハード対策、そういったものも必要でありますので、火山対策に関する法制度の充実を国に対して働きかけてまいりたいと考えております。

 

 鈴 木 最後になりますけれども、いずれにしても、これはそこに住む住民というのは、やはりいつも危機感を持っていなくてはならないので、さっき言ったように、いつ噴火するかわからない、そういう状況の中で、住民の皆さんに周知しているかどうかわかりませんけれども、こういうものがあるんだよという周知はぜひ必要だと思うし、行動計画もさることながら、そういう想定で、もし雁ノ穴が噴火をするならばこうだよというものをその中に盛り込んで、これからいくべきだと思うけれども、答弁はいいけど、そんなことでお願いしたいと思いますね。

 

 防災危機管理課長 いつ噴火するかわからないということでありますので、対策を十分に

とると同時に、それを住民の方々に丁寧に周知しながら円滑な避難ができるような体制を

とっていきたいと考えています。

 

鈴木みきお     E-Mail : fresh@festa.ocn.ne.jp

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