平成26年２月１４日未明から降り始めた雪は、翌１５日午前１０時頃まで止むことなく降り続き、甲府市で積雪１１４センチ、河口湖では１４３センチを記録しました。県内では明治27年に観測が始められて以来の積雪量でした。未曾有の豪雪は、本県全域を文字通り「陸の孤島」と化し、中央自動車道、JR、主要国道、県道は通行不能となり、何百台もの車が立往生、生活道路も寸断され県民生活に前例のない混乱を生じさせました。各地域から断片的に入ってくる情報は、農業被害をはじめ、不幸にも亡くなられた方も含まれるなど深刻さを極めました。

　この危機的状況を踏まえ、自由民主党山梨県支部連合会は２月１７日、自民党県連会館内に「自民党山梨県連雪害対策本部」（本部長・清水武則）を設置、同日開設された県の災害対策本部への支援のため、党所属国会議員、県議会議員と県との緊密な連携体制を整えました。以後、県内地域ごと所属県議への被害報告の要請、それに伴う、党所属国会議員への協力要請、政府と与党自民党への支援要請等々に奔走いたしました。

　政府とその与党自民党を底支えする立場にある県支部連合会は、地域支部〜県議〜国会議員の組織を通し全力投球で今回の災害に対応いたしました。完全復旧への道のりは農業被害を中心に、まだこれからの状況ではありますが、今後も組織の総力を挙げて取り組んでいく覚悟であります。とりあえずは豪雪以来数週間の県連の活動についてご報告させていただきます。